淡路島観光と鳴門の渦潮

江戸の浮世絵師である歌川広重が描いた「阿波 鳴門の風波」は、迫力ある鳴門の渦潮の姿を書き写した名作です。淡路島と鳴門の間にある幅約1.4kmの鳴門海峡は、激しく渦巻く海流によって古くから交通の難所とされるとともに、その雄大な自然現象は名所としても知られていました。現在では鳴門海峡に大鳴門橋が架かるなど、両岸の風景は様変わりしましたが、鳴門の渦潮は当時と変わらない堂々とした姿を保ち続けています。

最高の渦潮と出会うための方法がうずしおクルーズのホームページに書かれていました。渦潮の発生には潮汐が関係するため日時が重要だそうです。当然近くで見る必要がありますが、うずしおクルーズの帆船を摸した観潮船であれば、情緒ある雰囲気の中で渦潮を満喫できそうです。淡路島の観光スポットの紹介もあり、観潮船のりばまでの所要時間も書かれているので、旅行の計画を立てる際の参考にすることもできます。